フィトンチッドとは

フィトンチッドは、植物より抽出される物質であるが、その効果がここ数年で解明され始めました。

50数年前、ソ連のトーキン教授は、ニンニク、ネギ、トドマツ等の葉を切り刻み、少し離れたところにアメーバーなどの原生動物や、赤痢菌、チフス菌などの病原菌をおくと植物体から放出される揮発性物質により、これらの原生動物や微生物は短時間で死んでしまうという事実を発見しました。

国内では、林野庁が森林構想をうちだしてから、早十数年が経過・・・。
森林浴は、生活の中にレクリエーションや健康法の一つとして定着しています。
森林浴のため、森の中を歩き、直接私たちの体に触れるのは、森林の植物が放出する多種多様なフィトンチッドの内の一部(大気中に浮遊するフィトンチッド)で、これが揮発性活性物です。

フィトンチッドは21世紀・空気環境の決め手です。

世界で始めて悪臭を分解除去するために、15年の歳月を費やして生まれた118種類の植物より抽出する水溶液は、単に悪臭を分解することにとどまらず、使いようによっては、有害物質の分解力、空気の浄化力、どれをとっても素晴らしい能力を持っていることが判明しました。

これは、まさに大自然の大いなる恵みです。

マストミスト・樹海の精はどのようにして生まれたのか。

20世紀に生まれた私たちは、あらゆる文明の発達に夢中になり、大量生産、大量廃棄を繰り返し、その代償として地球上の自然環境は破壊されてしまいました。
森林や河川は破壊され、人体までも破壊されています。新しい病気が生まれ、それに対抗して新しい薬が開発され又、その薬に対抗する病気が生まれています。
排気ガスなどの影響で地球の温暖化が進み、それに対抗して冷暖房装置がどんどん増加すると、熱交換器による温風が放出され、外界は何処までも上昇します。
もう、人間の力では救うことの出来ない環境の悪化が現実となってきました。
環境、環境と叫ばれて久しいのですが、何一つ解決していないように思います。
そんな中で山の水が体に良く安全であり、おいしいとのことから水が販売されるようになりました。
水で人の体が少しでも守られるならば、次は空気を考えなければなりません・・・。
そんな思いがきっかけでフィトンチッドを活用した「マストミスト・樹海の精」が誕生したのです。

フィトンチッドのQ&A

たばこの煙は消えますか?
ハイキングなどで山々の木々に囲まれて焚き火をした時、煙が目に染みて痛かったことを覚えていませんか・・・。
たなびいた煙は、いつの間にかすっかり消えて何の臭いもなく、もとの山の清々しさを取り戻したことに気が付いたことでしょう。
このことは、まさしく木々から発散される”フィトンチッド”の力です。
たばこの煙は、次々と発生しているもので焚き火と同じで消すことは出来ません。
しかし、拡散器を少し高い所に置いて使用することにより、煙の上昇を押さえ、煙の発生が終わると同時に”フィトンチッド”の力が、より以上に発揮されタバコの嫌な臭いを消してくれます。
そして、清々しいお部屋に戻ってきます。

喫煙室へ取り付けたのですが、臭いがとれません。
次々と発生している最中の煙をなくすることは、喫煙をやめなければ無理です。
むしろ、煙の上昇を押さえますので煙の密度が濃くなるばかりです。
次々と発生する煙は換気扇ですばやく外に排出することです。
排出できなくても、喫煙が全て終了したら、部屋に残っている煙の分解と、それに伴なう悪臭を分解してくれます。
部屋の広さや煙の少量と大量ではその効果と状態が異なりますが、時間とともに臭いのない喫煙室に戻ります。
喫煙室は臭くてあたりまえの所、煙が漂ってくる隣の部屋などに取り付けた方が良いと思います。

家庭でペットを飼っています。自分や家族は感じませんが、お客様などから臭いがあると云われます。臭いをなくする事は出来ますか?
ご家庭のペットは、犬猫のように放し飼いにしているものと、籠などで飼育しているものがあります。
動物臭の分解にはより効果を発揮します。
ただし、籠で飼育しているペットには、常に風が出ていますので直接ペットに当たらない場所に置いてください。(風邪に注意してください)